「庭のビワが予想以上に大きくなったから低くしたい」
「ビワの健康的に育てて実を収穫したい」
このように、ビワの剪定にお悩みではありませんか?
ビワの剪定で重要なポイントは「剪定時期」と「2種類の剪定方法の選択」です。
この2点を守らないと、ビワの木に大きな負担をかけたり、花芽を切り落としたりするおそれがあります。
このコラムでは以下の内容を解説していきます。
- ビワの剪定時期
- ビワの剪定方法
- ビワの育て方
- ビワの弱点
参考にしていただければ、ビワが大きくなりすぎるのを防ぎ、立派な実を収穫するのに役立ちます。
「剪定は大変そう……」「落ち着いて剪定する時間が取れない」という方には、剪定業者に依頼するのがおすすめです。
業者に依頼すれば正しく剪定してくれますし、作業中の事故や怪我のリスクを避けられます。
まずはお庭110番の無料見積りをぜひお試しください。
目次
ビワの剪定は「間引き剪定」がキホン!大切なのはおこなう時期
ビワ(枇杷)の剪定は難しく感じることも多いようですが、コツを知っておくことでスムーズに作業を進めることも可能です。実をつけたいとお考えの方のために、ビワ剪定の時期と方法を確認していきます。適切な時期に、正しい剪定をおこなうことが、実付きに影響していきます。
「ビワの実がつかない原因は?」「ビワが大きくなりすぎたら強剪定をしていい?」といったよくある質問についてもお答えします。原因や対処方法を知り、これからのビワの生育に役立てましょう。
ビワの実を楽しむための剪定時期は?
ビワの実を楽しむためには、剪定を正しい時期におこなう必要があります。2月中旬から実がついているまでの間です。なぜその時期なのかを理解するために、ビワの1年のサイクルを見てみましょう。
【6月~8月ごろ】…花芽がつく
【11月下旬~1月】…開花
【3月中旬~4月】…実がつく
【5月~8月】…収穫
実は花の部分につきます。開花後の2月中旬であれば、花に気を付けて剪定することができます。また、実がついてからも剪定は可能です。実がついている状態なので、今年の実を減らすことなく剪定ができます。ただし、2点注意があります。果実に気を付けて間引くのみの作業をおこなう、3月中旬以降の強剪定は避けるということです。
木の負担を少なくするために9月に剪定をすることもありますが、この時期はすでに花芽がついています。実をつけたい場合は注意しなくてはいけません。
ビワの剪定方法は「間引き剪定」がメイン!強剪定はしても大丈夫?
ビワの剪定方法は?
ビワの剪定でまずおこなうべきは、間引き剪定です。間引き剪定とは、枝を基部から切り落とす作業を指します。この作業によって、込み合っている枝を除くことができ、日当たりの改善も見込めます。高さと幅を決めてから、上から下へ向かって作業を進めて枝を切り落としていきましょう。
ビワを小さくする場合は、切り戻し剪定もおこないます。切り戻し剪定とは、枝の途中で切り落とす作業を指します。避けたいことは、小さくしたいからとハサミをどんどん進めてしまうことです。ビワは枝の先端に花芽をつけるため、切りすぎてしまうと実付きに影響が出てしまいます。
大きくなりすぎたときは強剪定をしていい?
ビワの実付きを考えると、強剪定は避けたほうがいいです。枝を間引きすぎてしまうと、実がつかなくなることがあります。それだけではなく、日当たりがよくなりすぎることで幹焼けを起こしてしまうこともあります。幹焼けが進むと、最悪の場合枯れてしまうこともあります。
ビワの実がつかない原因は…?剪定は業者にまかせるのも手
ビワの実がならないというのは、よくあるお悩みのひとつ。実がならない原因を確認して、リスクを避けることも重要です。主な原因は、以下の通りです。
- ビワの成長や植えている環境の問題
- 適切な肥料を与えなかった
- 剪定時期を間違えている
- そもそも剪定をしていない
このようにみていくと、剪定という作業が実付きのためにいかに大切かが、おわかりいただけると思います。実を楽しみたい場合は、正しい時期に正しい剪定をおこなってくれる業者にまかせると安心です。
美味しい実を味わいたいなら!ビワの育て方と特徴をつかみましょう
せっかくビワを育てているなら、美味しい実を味わいたいですよね。ビワの実をつけるために必要な剪定の時期や方法がわかったところで、美味しい実を育てるためのポイントを見ていきます。
まずは、美味しい実をつけるために必要な作業を紹介し、ビワの特徴をお伝えします。特徴を知っておくことで、うまくビワを育てるための知識として生かすことができるでしょう。ビワの栽培の、さらに上のレベルを目指してみましょう。
美味しい実をつけるためにできることはたくさんあります
ビワを育てるなら美味しい実を楽しみたい!そのようにお考えの方は、ビワの育て方を見直してみるのもいいでしょう。種の植え方から肥料、摘房、花もぎというお手入れについて説明します。
ビワの種の植え方は?
種は購入するのもアリですが、食べた後に残った種も発芽の可能性があります。3月下旬ごろに2~3㎝の深さの穴を掘ったら、そこに種を入れて適度な水を与えるのみという簡単な作業で完了です。乾燥に弱いので根付くまではこまめな水やりが必要ですが、水が多すぎるのもよくありません。加減をみておこないましょう。
肥料
ビワが花芽をつけるために必要としている養分は、リン酸です。これを多く含む肥料を与えます。反対に窒素を多く含む肥料の場合は、葉が茂るばかりで花芽がつきにくくなってしまうので注意します。
摘房
摘房とは、房を間引く作業のことです。花房数は1/3から半分程度まで減らします。この作業は、開花前の10月下旬ごろにおこないます。摘房をおこなう目的は、必要な房に栄養を届けて着果量を安定させることです。上のほうの房を摘房しておくと、ビワの収穫がいくらか楽になるでしょう。
花もぎ
花もぎは、上記で紹介した摘房と摘蕾という作業のことを指します。10月下旬ごろの開花前におこないます。摘蕾は、花の数を減らすことです。この作業によって、限られた実に栄養を送れるようになります。大きく高品質、しかも美味しい実をつけることができます。
ビワの2大特徴は特徴は大きくなる、害虫に弱いこと!
ビワの2大特徴、それは大きくなることと、害虫に弱いということです。ビワの特徴を知り、うまく育てるヒントにしましょう。
【ビワは大きくなる】
ビワの剪定などのお手入れを怠ると、8mほどの樹高になることも珍しくありません。一般的な庭で育てる場合は、この高さがあると何かと面倒です。ビワは高さがでるだけでなく、葉が大きく萌芽力も強いため圧迫感を感じることもあるかもしれません。お庭にあった大きさ、そして収穫がしやすい樹高に仕立てましょう。
【ビワは害虫に弱い】
上で紹介した通り、ビワは成長力が強いですが、一方で害虫に弱いという一面もあります。カナブンやカメムシといった害虫に気を付けなくてはいけません。定期的にビワの様子を確認して、害虫被害がないかを見てあげることが必要です。袋かけで予防することもできますが、防げなかった場合や大量発生してしまった場合は、薬剤の散布が必要になります。
ビワが大きくなりすぎてしまった、害虫がいる…このようなお悩みはありませんか?
剪定以外にも必要なお手入れはいくつかあります。その作業のなかで、困ってしまうことも多々でてくるでしょう。初めて育てている方、まだ慣れていない方はどう対処したらいいかわからなくなるのも当然です。
作業の方法がわからないというお悩みだけでなく、ビワの現状に悩まれている方もいるかもしれません。
「大きくなりすぎてしまった」
「害虫に侵されてしまって自分では手の施しようがない…」
このようなときは、剪定のプロの出番!
まずはお庭110番にお電話いただき、お客様のお悩みをお聞かせください。
ビワの剪定を依頼する前に知っておきたい!料金や業者選びのこと
ビワ剪定を依頼するには、業者選びをしなくてはいけません。「数多く存在する業者からどう選べばいいのだろう…」「提示された料金って適切なの?」とお悩みの方も大勢いらっしゃることでしょう。
ここでは、ビワ剪定を依頼する前に知っておきたいことをまとめていきます。気になる料金のことや、業者選びのコツ、そしてビワ剪定を安くするためのコツまで、幅広く取り上げます。依頼する前に一度確認しておくといいでしょう。
ビワ剪定でかかる費用の計算方法をチェック
ビワ剪定には一体いくら費用がかかるのか…。これはだれしも気になるところです。料金を知るために、まず業者のホームページを参考にすることが多いと思いますが、料金にばらつきがあってわかりにくいこともあります。その理由は業者が定めている料金設定にあります。料金設定は、おおきく2つあります。
- 人件費(職人さんの作業時間や人数)
- 木に対する料金(本数や高さ)
人件費、すなわち職人さんの作業時間や人数で料金が決まる方法がまず一つです。これ以外には、木の本数や高さに応じて料金を決めていく方法があります。どちらの料金設定を採用しているかによって、同じ依頼内容でも料金に差が出ることがあります。1社にとどまらず、じっくりと比較・検討してみてください。
ビワの剪定を安くするコツ、業者の見つけ方を知っておくと損はない!
ビワ剪定を安くするコツを2つ紹介します。まずは、大きくなりすぎないうちに依頼するということです。大きくなればなるほど作業時間がかかり、料金がかかってしまうことがあるからです。もう1点は、優良業者を見つけるということです。適切な料金で確実な作業をおこなってくれる業者、つまりコストパフォーマンスが良い業者に依頼すれば、かけたお金を無駄に感じることも少ないでしょう。
優良業者を見つけるポイント
- 親身に悩みや要望を聞いてくれるか
- 対応は丁寧か
- 見積りは適切か
- 見積りに関してしっかりと説明があるか
これらを参考に、まずは業者とコンタクトをとってみましょう。
ビワ剪定や業者に関する疑問、お庭110番に相談してみませんか?
全国ネットのお庭110番は、24時間受付365日フル稼働ですので、いつでもおすすめの剪定業者を最速リサーチできます。
「業者選びのポイントは分かったけど、実際に判断するとなると難しい」
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そんな方のために、お近くのエリアで対応力に定評のある業者の中から、お客様のご希望ピッタリの依頼先を見つけるサポートをさせていただきます。
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完璧に剪定された庭木は、美しいだけでなく手入れも格段にしやすくなります!
今後の労力ダウン&ビワの収穫量アップに向けて、ぜひ一度プロによる剪定をお試しください。