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プリペットは剪定による手入れが重要!生垣を整えるコツや挿し木方法

プリペット剪定で必要な知識 剪定を避けたほうがよい時期があります

あざやかな緑色やまだら模様の葉をもつことから、生垣としても人気が高いプリペット。ただ、こまめな剪定をおこなわないと、きれいな葉を楽しめなくなるので注意しましょう。

なぜなら、プリペットは生育旺盛な植物のため樹形が乱れやすいからです。さらに見た目上の問題だけでなく、健康面にも悪影響が出る可能性もあります。

ここでは、プリペットの剪定で必要な知識についてご紹介。また、きれいなプリペットを育てるコツや別品種を育てたいときに役立つ情報まで解説しています。もっとプリペットを楽しみたい方はぜひ参考にしてみてください。

プリペットの剪定で樹形を整えるには

プリペットの剪定には、いくつかの注意点があります。ここでご紹介する「剪定時期」「切るべき枝」「剪定をしないデメリット」を把握して、プリペットの樹形をきれいに整えてみましょう。

まずは剪定時期と頻度を把握

まずは剪定時期と頻度を把握

プリペットの剪定時期はとくに決まっていないため、基本的にはいつ剪定をおこなっても問題ありません。見た目として気になった枝が出てきたタイミングで、都度おこなうことができます。プリペットは比較的丈夫な植物のため、このような自由な剪定が可能なのです。

ただし、できれば剪定を避けたほうがよい時期が2つあるので覚えておきましょう。

1つ目は花芽をつけるシーズンである春。間違えて必要な芽を切り取ってしまうおそれがあるので、花を楽しみたいなら避けておいたほうが無難です。

2つ目は、真夏の日差しが強い8月あたりの時期。この時期に剪定をすると幹に日が当たりすぎて樹木が弱りやすくなります。よほど枝葉が生い茂って樹形が乱れているなどの状況でなければ、涼しくなるのを待ってから剪定するのがよいでしょう。

また、「同品種を増やしたいなら挿し木でもOK」で解説する「挿し木」の適期は6~7月です。挿し木を前提としてプリペットの剪定をしたいなら、この時期におこなうとよいですね。

庭木や生垣を剪定するポイント

プリペットの剪定では、基本的に生長や風通しの邪魔となる枝を探して切っていくことになります。具体的には以下の枝を剪定することが大切です。箇条書きにしましたので、参考にしてみてください。

【プリペットで剪定したい枝】

  • 真上に伸びている枝
  • 下向きに伸びている枝
  • 樹木の内側に伸びた枝
  • ほかの枝に絡んでいる枝
  • 枯れている、病気になっている枝

また、まだら模様の葉をもつ「シルバープリペット」という品種を育てている場合、まだらのない緑色の葉が出ている枝も切るようにしてください。シルバープリペットには「先祖返り」という特有の現象があり、緑の葉がついた枝を切り取らないと、品種改良前の緑色の葉をもつプリペットに戻ってしまいます。

一方、生垣にしている場合はここまで説明した枝を切ることのほかに、刈り込みバサミという道具で樹形を整える剪定が必要です。刈り込みバサミをうまく使えば、丸型や四角形などの形にすることも可能なので、自分好みにアレンジしてみるのもよいでしょう。

プリペットの剪定は忘れずにおこなうこと

生育旺盛で枝がよく伸びる植物であるため、プリペットの剪定をおこなうことはとても重要です。そのため、プリペットを栽培している間は定期的な剪定を欠かさないようにしてください。もし剪定をおこたって枝が伸びたまま放置すると、以下のようなデメリットが発生するおそれがありますよ。

【プリペットの剪定をしないデメリット】

  • 日当たりと風通しが悪くなり、病気や病害虫リスクが高まる
  • 生垣の場合、道路側の通行の邪魔となり、トラブルに発展する場合も
  • 先祖返りが進行し、シルバープリペットのまだら模様がなくなる

もしプリペットの剪定が大変、面倒だと感じたら業者に依頼するのもひとつの手段です。剪定のプロであれば、プリペットの樹形をしっかりと整えてくれるでしょう。また、弊社ではプリペットの剪定が得意な業者を紹介するサービスをおこなっています。お客様のご要望に合わせた業者選びをしているため、自分好みの樹形に整えてもらうことも可能です。

プリペットを健康的に育てるコツ

きれいな葉を楽しむためにはプリペットの剪定だけでなく、普段の栽培管理についても徹底しておきましょう。そこで、プリペットを健康的に育てるための栽培方法のコツについてご紹介していきます。

プリペットの水やりは夏に注意!

ヒイラギの基本的な育て方

プリペットは生垣用として栽培できるほど、比較的丈夫な植物です。そのため庭木や生垣として育てている場合は、基本的に水やり不要で十分に育つでしょう。ただし、夏場のような日差しが強くて乾燥しやすい時期や雨が降らない日が続くときは例外です。水不足を感じたら、与えすぎに注意しつつ水やりをしていきましょう。

肥料は年2回を目安におこなう

プリペットの肥料は年2回を目安に、2~3月と9月のタイミングで与えます。肥料の種類は液体のものよりも、効果が緩やかに長く続く緩効性肥料のほうが相性がよいです。また、骨粉の入った油かすを有機質肥料として代わりに撒くのもよいでしょう。肥料は株元から少し離れた位置に撒いておくと、樹木に負担がかかりにくくなります。

病害虫被害に気をつけておく

プリペットはほかの植物と比べて害虫被害があまりみられないといわれています。しかし、万が一病害虫が住み着く可能性もあるので、油断せずに病害虫対策をしましょう。ここでは、とくに気をつけたい「ハマキムシの幼虫」について解説します。

ハマキムシは蛾の一種で、幼虫のころは植物の葉を丸めて棲み処をつくり、葉を捕食していく厄介な害虫です。もしプリペットの葉が筒のように丸まっていたら、すでにハマキムシが住み着いている可能性があるでしょう。ハマキムシの出現シーズンは4~11月ごろであり、冬以外の季節で注意しなければなりません。

ハマキムシを駆除するときは、筒のように丸くなっている葉ごと切り取って処分するのが手軽です。さらに、ハマキムシ類に効果をもつ植物用の殺虫剤を使用するのもよいでしょう。プリペット全体に散布することで、幼虫が住み着くのを予防することもできます。

また、ハマキムシなどの病害虫にお悩みであれば、弊社を利用することでも解決ができます。弊社では、プリペットの剪定以外にも植物にいる害虫の駆除などさまざまなサービスをしているため、お客様のご要望に合わせた依頼が可能です。病害虫にお悩みであれば、ぜひご相談ください。

次に育てるなら?プリペット品種の特徴

記事をご覧の方のなかには、プリペットの数を増やして楽しみたいという方もいらっしゃるでしょう。そこで、代表的なプリペットの品種を3つご紹介します。プリペットを追加で育てるときの参考にしてみてください。

・プリペット(原種)
あざやかな緑色の葉をもっていて、白い花を咲かせます。生垣として栽培すると統一感のある緑色で彩ることができ、家の塀をスッキリとした印象にできるでしょう。

・シルバープリペット
白くてきれいなまだら模様の葉をもつように品種改良をしたのがシルバープリペットです。流通量が多くて庭の生垣としても人気の品種になります。基本的には原種と同じ、白い花を咲かせます。

・レモンライム
シルバープリペットと似たまだら模様をしていますが、こちらは緑と黄色のカラーリングになっています。植えることで、庭を明るい雰囲気にするために一役買ってくれるでしょう。

同品種を増やしたいなら挿し木でもOK

同品種を増やしたいなら挿し木でもOK

現在栽培しているプリペットと同じ品種を増やしたいなら、苗の購入ではなくプリペットの剪定で切り取った枝を使って「挿し木」に挑戦してみるのもよいでしょう。挿し木とは、木の枝を挿すことで発根させることをいい、うまく根が生えれば苗として育てることができるのです。以下に手順を紹介しますので、参考にしてみてください。

【プリペットの挿し木方法】

  1. 先端から10~15cmほどの位置で枝を切る
  2. 切り口付近の葉を取り除く
  3. 枝を15分程度水に浸ける
  4. 挿し木用の土に、切り口側から枝を挿す
  5. 乾燥を防ぐように水やりをして、根と新芽が生えたら成功

挿し木を成功させるコツは、枝の切り口を斜めに切ること。切り口が斜めになると吸水面が広くなるので、枝が栄養を取り込みやすくなります。また、根や新芽が十分な大きさまで生えたら少し大きな鉢植えに植え替え、じっくりと育てていきましょう。

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