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レンガの種類とサイズ|選び方や特徴を押さえて今日からできるDIY

日本のレンガの一般的な大きさ

みなさんがレンガといったら思い浮かべるのは赤レンガでしょうか。実はレンガにはたくさんの種類があり、見た目が赤いレンガでもいくつかの種類に分かれるのです。あなたが探しているのは何に使うレンガなのでしょうか?どのような雰囲気のレンガなのでしょうか?

安いもの、大きなもの、火に強いもの、おしゃれなものなど、このページではレンガの種類ごとに特徴や用途を紹介していきます。読み終わったころにはきっと、あなたの欲しいレンガが見つかっているはずです。

日本のレンガの一般的な大きさ

実はレンガには日本工業規格(JIS規格)が定められています。規格サイズのレンガを普通レンガ、別名「おなま」と呼び、この普通レンガを基準としたさまざまなサイズのレンガが売られています。

普通レンガのサイズは、長さ:幅:厚さが210:100:60(単位ミリ)となっています。どこのホームセンターでもあるのは「おなま」と「はんます」と「ようかん」です。

「はんます」はおなまの長さを約半分にしたサイズで、長さ:幅:厚さが100:100:60と定められています。普通レンガと組み合わせやすく、おなまとはんますをDIYでは使うことが多いです。

「ようかん」はおなまの幅を半分にしたサイズで、長さ:幅:厚さが210:45:60と定められています。細長い形を活かし、積んで組み合わせたレンガの穴埋めや調整、またはようかんのみを並べ、壁や地面をデザインする用途に使います。

国ごとにレンガの大きさには違いがある

JIS規格は日本の規格ですので、レンガの大きさは国ごとに違いが出ます。フランスレンガやベルギーレンガなど種類はさまざまですが、日本に多く流通しているのは「オーストラリアレンガ」です。

日本の普通レンガよりやや大きな、長さ:幅:厚さ=230:115:40のサイズ、大きさの割に軽量です。品質が安定している上に普通レンガと価格はあまり変わりません。

オーストラリアレンガやベルギーレンガのようなヨーロッパレンガは種類が豊富です。なぜならレンガの歴史が違うからです。ヨーロッパでは日本よりもずっと前からレンガ建築されていました。

またヨーロッパレンガは吸水率が低いため、汚れもつきにくい特徴があるのが魅力です。

レンガの種類は大きく分けて2つ

レンガの種類は大きく分けて2つ

レンガの種類は高い温度で焼き固められた焼成レンガと、日干しによって固められた日干しレンガの2つに大別されます。

水に強い日干しレンガ

日干しレンガは粘土を固めたのち、天日乾燥させてつくるレンガです。レンガですが水にかなり強く、見かけ以上の耐性があります。長雨や集中豪雨に晒されない限り、建築資材としての機能を保つことができる優れものです。

高温に強い焼成レンガ

よく見かける赤レンガもこちらの分類です。焼成レンガは特殊レンガと赤レンガに分けられ、赤レンガは普通レンガと呼ばれているもので、水に強いものの炎に耐えることはできず、かまどや暖炉には使われません。水やりをする花壇や室内の飾りに向いています。

対して耐火レンガは水に弱いのですが、高温や直火にも耐えられるため、加熱炉や焼却炉、ピザ窯などにも使われています。

近年話題のエコなレンガ

現在多く流通しているのは日干しレンガと焼成レンガなのですが、近年新しいレンガ、「エコレンガ」が登場し、注目を集めています。エコレンガは多種類の産業廃棄物を利用したレンガです。

中でもアーザンブリックスは焼かずに固める特許技術により、CO2も出さない徹底した環境配慮で作成されています。

見た目にこだわりたい!あなたのイメージはどれ?

ガーデニングや塀、床や壁に貼り付けるなど、レンガはただの建築資材としての役割だけではなくデザイン性も重視されます。何に使いたいか、どんな雰囲気を出したいか、あなたのイメージにあったレンガを選ぶのがポイントです。

苔の模様でナチュラルテイスト

苔を自然に生やすことで味のある雰囲気を演出できるのが、先ほども紹介したオーストラリアレンガ。オーストラリアレンガは苔が生えやすいのです。その苔を活用し、ナチュラルテイストのレンガとしてガーデニングにオーストラリアレンガを利用する人もいるようです。

どこか懐かしい温かみのあるテイスト

デザイン性の高いレンガの中でも人気を集めているのがアンティークレンガです。製鉄所やセメント工場、焼き窯などを解体した際、出てきたレンガを再利用するレンガです。

何十年も高温に晒されていたレンガですので、焦げや変色、欠けていたりするなど、独特の風合いを持っています。工業製品の耐火レンガなので強度も抜群です。

歴史を感じる力強いテイスト

アンティークレンガと少しかぶってしまいますが、おしゃれなレンガといえばヴィンテージレンガも外せません。高温炉や窯に使われていたものだけでなく、歴史のある建造物に使われていたものが、解体、分別されて販売されています。

日本で出回っているのはイギリスやベルギーなどのヨーロッパレンガの輸入品が多いです。角が丸くなっているものが多く、割れたものや刻印入りのものなど、そのふぞろいさはさまざまな演出ができるのではないでしょうか。

ちなみに耐久性が気になる人や新品が欲しいという人は、ヴィンテージ風、アンティーク風のレンガも販売されています。使い古されたような色や欠けを演出した、新品のレンガです。品質や供給も安定しています。

DIYにおすすめなレンガをご紹介

DIYにおすすめなレンガをご紹介

デザイン性に優れたレンガについて説明してきましたが、取り回しのしやすいものなど、DIYに使われやすいレンガはどういったものなのでしょうか。ここからは、先ほど紹介した物の他に3種のレンガを紹介いたします。

もっともベーシックでサイズも自由

どこのホームセンターでも販売されている、定番のレンガといえば赤レンガです。普通レンガやはんます、ようかんなどの他、さまざまな大きさのレンガが用意されています。だいたい敷いても積んでも駐車場に使用してもよいのですが、薄さが半分のはんぺんだけは駐車場利用に適しません。

硬さが必要ならこのレンガ

駐車場に道路や塀など、硬さが必要な場所には焼きすぎレンガが適しています。普通レンガより高温で十分に焼き込んだこのレンガは、吸水性が低く、摩擦や衝撃などにも強くなっています。いぶしたような存在感のある色合いも特長の一つですね。

高温にも300度ぐらいなら余裕で耐えるようですが、耐火レンガよりは劣ります。

軽量で取り扱いが簡単なレンガ

最近では軽量で取り扱いが簡単なレンガ、軽量レンガも販売されています。特徴はもちろん軽いこと。なんとレンガが水にも浮いてしまうのです。

素材は珪藻土や発泡セラミック。軽いだけでなく普通のレンガと違ってのこぎりで切れるものがほとんどで、加工もお手軽です。

まとめ

いかがでしたか?レンガは種類によって特徴やデザインが大きく異なります。あなたの使いたい場所や用途、イメージと照らし合わせてレンガを選ぶといいですね。

初めて見たレンガやイメージ通りのレンガを使って、みなさんのまわりをおしゃれに、または実用的に彩ってみましょう。

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