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椿(ツバキ)の剪定方法・時期|樹形を小さく整えて花を咲かせる育て方

椿を剪定する時期と方法!花が咲かない原因や害虫対策も解説

「自力で椿の剪定を最後までやってみたい」
「椿の花付きを良くしたい」

このように、椿の剪定にお悩みではありませんか?

椿の剪定期間は短いため、タイミングを逃して花芽を切ってしまわないように気を付けましょう。
花芽を切ると花の数が減ってしまい、美しい椿の花が少なくて寂しくなってしまいます。。

このコラムでは以下の内容を解説していきます。

  • 椿の剪定方法
  • 椿の剪定時期
  • 椿の育て方
  • 業者の剪定費用の相場

参考にしていただければ、安全に椿を剪定する役に立ちます

ただし「何本も椿を剪定する必要がある」「剪定した椿の枝の処分が難しい」という方には、剪定業者に依頼するのがおすすめです。
経験のない方には難しい作業なので、まずはお庭110番の無料見積りをぜひお試しください。

椿の剪定に適した時期

椿の剪定時期は、花が咲き終わったあとの4月~5月がおすすめです。これは、椿の開花時期や芽が出始める時期に関係しています。冬から夏にかけて椿はどのように成長するのかを見てみましょう。

  • 2月~4月:開花
  • 4月~5月:花が枯れだす
  • 6月以降:翌年咲く花の芽がつき始める

4月から5月に剪定することで、咲いた椿の花を切ってしまうことなく、また6月ごろにつき始める花芽を切ってしまうこともありません

しかし、花芽がついてしまってからどうしても剪定したいという場合もあるでしょう。そのようなときは、花芽をなるべく切らないように気をつけながら剪定をしてください。

芽には花になる芽(花芽)だけでなく、葉になる芽(葉芽)があります。切るときは花芽を残すようにしましょう。

花芽と葉芽の見分け方

花芽 …… 丸くて膨らみがある
葉芽 …… 細くて尖っている

庭木・鉢植えの椿を自分で剪定する方法

椿を剪定する場合、透かし剪定をおこないます。透かし剪定とは、木にとって余分な枝を付け根から切り落とし、風通しをよくする剪定方法のことをいいます。風通しがよくなれば、害虫の発生を予防することもできるでしょう。

剪定に必要なもの

  • 剪定ばさみ
  • 軍手
  • 癒合剤

透かし剪定をおこなう際は、以下のような枝を切るようにしましょう。

徒長枝
徒長枝とは、他より長く伸びている枝のことです。椿の見た目のバランスが悪くなるため枝元から切るようにしましょう。

内側に伸びた枝
外側ではなく主幹に向かって伸びている枝のことです。この枝を放置しておくと木の中心部分が混雑してしまうため枝元から切りましょう。

交差している枝
他の枝と交差している枝のことです。放っておくと中心側の日当たりが悪くなり、風通しも妨げられます。交差しているうちのどちらかを枝元から切り落としましょう。

古い枝
葉や芽がついていないような古い枝を見つけたときは切り落としましょう。このとき枝の途中から切り落とすと、その切り口から椿が枯れてしまうことがあります。切るときは枝元から切り落とすようにしましょう。

いくつかに分かれている枝
枝先がいくつかの枝に分かれている枝は、風通しの妨げになります。切るときは分かれ目から1本が残るように切り落とします。

チャドクガの卵がついている葉の枝
チャドクガというのは害虫の一種です。非常に危険な毒を持っており、茶色のふわふわした見た目をしている卵にもその毒があります。チャドクガの卵が葉についているのを見つけたときは葉だけでなく、葉のついた枝ごと枝元から切り落としましょう。

その他、混み合っている枝も少し減らしてスッキリさせましょう。太い枝を切ったときは、切り口に癒合剤を塗るようにしてください。癒合剤は切り口を保護するために塗るもので、雑菌の侵入を防いだり、養分が出ていくのを防いだりすることができます。

椿の剪定が不安……そんなときは業者依頼がおすすめ!

椿の剪定時期は、開花した花が枯れ始め花芽が付き始めるまでの間と非常に短いです。品種によって開花時期が多少異なるため、いつ剪定したらよいのか分からなくなることもあるでしょう。

もし椿の剪定を自分でするのは不安、自分でやるには都合が合わないとのことでしたら、業者への依頼をおすすめします。弊社は24時間365日電話でのご相談を受け付けておりますので、ぜひお電話ください。

椿を上手に育ているお手入れ方法

椿を健康に育てるためには正しい育て方を知っておかなければなりません。

ここでは椿を美しく育てるためにおさえておきたいポイントを紹介します。これから椿を育てようと考えている方もぜひ参考にしてみてください。

水・肥料

水やりの頻度や肥料の種類は、椿を丈夫に成長させるために重要です。植え替えをしてから約2年間は、土が乾いたときにたっぷりと水をあげましょう。花が咲く時期にはいつもよりも多くの水分が必要になりますので、少し多めに水をあげます。

植え替えから2年ほど経てば、わざわざ水をあげる必要はなくなります。しかし、あまりにも雨が降らない時期が続いた場合には水をあげましょう。肥料は緩効性肥料を使います。株元の周りに置きましょう。

椿の植え替え方法

椿の植え替えに適した時期は3月中旬から4月、または9月中旬から10月中旬ごろです。鉢植えは根が回ってしまわないように2~3年に1回植え替えをするようにしましょう。

椿の植え替えにおいて重要なのは日当たりです。椿は比較的日当たりの悪い場所であっても育ちます。そのため日陰を気にすることはありませんが、日が当たりすぎることで枯れてしまうことがあります。とくに西日は椿にとって悪条件なので、植え替え場所は西日があたらない半日陰程度の場所にしましょう。水はけのよい場所を選ぶことも大切です。

椿の植え替え手順

1.苗を入れるために土を掘る
根鉢よりも2倍ほどの範囲、根鉢がちょうど収まる程度の深さを掘ります。

2.掘り出した土に腐葉土を混ぜる
掘り出した土7割、腐葉土3割ぐらいを目安に混ぜましょう。

3.混ぜた土を入れる
混ぜた土のうち3割程度を穴へ入れましょう。

4.穴へ苗を入れる
根についていた土を1/3ほど崩し、伸びている根をハサミで切ってから、穴へ入れた土の上に置きましょう。

5.残りの土を周りに入れる
土を入れる目安は根鉢の高さあたりまでです。

6.シャベルで土を固める
土が柔らかく苗がぐらついてしまわないように、シャベルで土を固めます。

7.支柱を添える
土になじみ根が張るまでに、椿がぐらついたり傾いたりする可能性もあります。それまでは支柱を添えて支えましょう。支柱は木にちょうど沿うように土にさし、ビニールバンドを使って数か所固定します。

8.水をあげ肥料を置く
苗と土がなじむように水をかけます。その後、肥料を土の上に置きます。

椿が被害に遭いやすい病気や害虫

椿を育てていくうえで気をつけたいのが病気や害虫の被害です。とくに椿が被害に逢いやすい病害虫についてご紹介しますので、しっかり予防していきましょう。

チャドクガ

椿を育てるうえで悩まされるのがチャドクガという害虫です。チャドクガはツバキ科の植物に寄り付き、みるみる葉を食べつくしてしまう厄介な害虫です。また毒を持った毛を全身にまとっており、この毛が刺されば発疹が出てしまうこともあります。成虫だけでなく卵や幼虫にも毒の毛がついているため、卵を見つけた時点で処理しなければなりません

チャドクガの成虫や卵が葉っぱにいるのを見つけたときは、その葉がついている枝ごと切り落とします。毒の毛が刺さってしまわないために、足先から頭の先まで肌を出さないようにして作業しましょう。切り取った枝は誰かが触ってしまわないように、ビニール袋へ入れて処分します。

チャドクガのいる葉を枝ごと処分したあとは、薬剤を散布し幼虫の発生を防ぎましょう。オルトラン系の薬剤やベルカ系の薬剤を使用するとよいです。また幼虫がすでに発生してしまったというときは、毒針凝固剤を使用するとよいです。木に残った毒針を固めてしまいましょう。

カイガラムシ

カイガラムシとは、葉や茎にくっつき養分を吸い取る害虫のことをいいます。見た目や大きさは種類によってさまざまで、固い見た目をしていたりフワフワした見た目をしていたりします。

カイガラムシの幼虫は、薬剤で駆除可能です。しかし、カイガラムシは成虫になると固い殻で覆われてしまうため、薬剤を吹きかけても効かないことがあります。そのようなときは、直接使わない歯ブラシやへらで取り除くようにしましょう。成虫がついた枝を切るのも効果的です。取り除いたカイガラムシは、衣服に付着しないようにビニール袋に入れてください。

カイガラムシを予防するには、スミオチン・オルトランなどの薬剤が効果的です。

すす病

すす病とは、すす病菌と呼ばれるカビが原因で繁殖する病気のことをいいます。すす病にかかると、葉や茎などが黒いすすのようになります

すす病にかかったら、菌が付着した場所を摘み取るようにしましょう。摘み取ったあとはビニール袋に入れてください。

すす病の原因は、菌が直接触れることで繁殖するものと、カイガラムやアブラムシなどの害虫の排泄物から繁殖するものがあります。もし、すす病にかかっているようでしたら、害虫がついていないか確認するとよいでしょう。

すす病にかからないためには、これらの害虫が発生しないようにすることが大切です。また、すす病は日当たりや風通しが悪いところで育てている場合もかかりやすいため、心配な方は育てる環境を見直してみるとよいでしょう。

椿の花が咲かない原因は?

椿の花がなかなか咲かない場合、以下のような原因が考えられます。

肥料が足りない

植物は肥料を与えないと花を咲かせるためのエネルギーがなくなってしまいます。そのため、肥料をずっと与えず放置していると花が咲かなくなってしまうことがあるのです。肥料は冬に1回与えるようにしましょう。

鉢のサイズが大きい

鉢のサイズが大きいと、その中で養分を使いきってしまうことがあります。養分がなくなると花が咲かなくなってしまうので、鉢が大きいようでしたら小さい鉢に植え替えるようにしましょう。

植え替えたあとである

狭い場所から広い場所へ植え替えをおこなうと、根を成長させるためにそちらにエネルギーを使ってしまい花が咲かなくなってしまうことがあります。このような場合、生長が終わってから花芽に栄養がいくようになるため、しばらく待ってみるとよいでしょう。

どうしても早く花を咲かせたいとのことでしたら、根をスコップで切るのがおすすめです。根を切ることで、ショック状態になるため、子孫を残そうと花をたくさん咲かせてくれるのです。

花芽を切ってしまった

剪定をおこなうときに花芽を切ってしまうと花が咲かなくなってしまいます。花芽を切ってしまわないか心配という場合は、花芽がつく前に剪定をするとよいでしょう。

椿の剪定にかかる料金の相場

自分で剪定するのが不安という方は、プロに依頼してみましょう。

椿の剪定を依頼するためには、まずどれくらいの費用がかかるのかを確認しなければなりません。業者により費用が異なることもあり、どのようにして信頼できる業者を見分けたらよいのか迷ってしまうと思います。

椿の剪定を依頼する前に、まず確認しておきたいポイントについて知りましょう。ここでは剪定にかかる料金、安心してまかせられる業者選びについて紹介します。

料金の計算方法は2パターン!

椿の剪定を依頼した場合、いったいいくらかかるのか……そうお考えの方も多いと思います。どの程度の費用がかかるのかを調べるために、剪定業者のホームページを確認してみても、なかなか料金にばらつきがありわからないかもしれません。業者によってなぜ料金が異なるのでしょうか?それは、何を基準に料金を設定するのかによって左右されるからです。料金設定の仕方は大きく2つあります。

1.対応する職人の数や対応時間によって料金が決まるパターン(日当制)
庭の広さや椿の本数を基準とせず、職人が何人で対応するのか、剪定完了にはどの程度の時間がかかるのかによって料金を設定するパターンです。


剪定業者6社のホームページに記載されている職人一人あたりが一日にかかる剪定料金の平均値を算出したところ、22,583円でした。

2.椿の本数や高さに生垣の長さよって料金が決まるパターン(単価制)
対応する職人の数や剪定にかかる時間を基準とせず、椿の本数や高さ、生垣の長さによって料金を設定するパターンです。

●1本の場合

木の高さ 料金相場
~3m 2,988円
3~5m 6,860円
5~7m 15,624円

※上表の平均価格は、剪定業者9社のホームページに記載されている剪定料金の平均値を算出したものです。

●生垣の場合

生垣の長さ 料金相場
1mあたり 2,166円

※上表の平均価格は、剪定業者6社のホームページに記載されている生垣の剪定料金の平均値を算出したものです。

どちらのパターンで料金を設定している業者なのかによって、同じ施工内容なのにかかる費用が違うケースが出てきます。また、椿に害虫がいるなど特殊な状況の場合は、さらに料金が必要になることもあります。一度業者へ直接確認して、正確な料金を出してもらうと安心です

剪定業者の選び方

剪定業者と検索すると、いくつか業者が見つかると思います。椿に対応している業者は多く、何をポイントに選べばよいのか迷ってしまうことでしょう。できれば納得のいく値段で剪定をしてくれる優良業者を選びたいものです。

そこで、優良業者を見つけるために確認したいポイントを4つご紹介します。

  • これまでにさまざまな剪定をしてきた実績はあるか
  • 見積り価格が適切か
  • 見積り内容に関してきちんと説明をしてもらえるか
  • こちらの要望や悩みなどについて相談に乗ってくれるか

これらのポイントをおさえている業者であれば安心してまかせることができるでしょう。まずは数ある業者の中から、以上のことを確認してみましょう。

椿の剪定はお庭110番にお任せください

お庭110番は庭木のあらゆるお悩みに対応!
剪定から害虫駆除、消毒、施肥まで、どんなお悩みもお気軽にご相談ください。

「椿の剪定をしたいけどチャドクガがいないか心配……」
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