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榊の剪定方法や時期を解説|お手入れや挿し木の方法もお教えします

榊の剪定方法や時期を解説|お手入れや挿し木の方法もお教えします

榊の剪定は大きく切り詰めたり、刈り込んだりしても問題ありません。榊は萌芽力が強いため、強めの剪定をおこなっても切ったところから新しい枝が盛んに生長するからです。伸びてきた枝を切って整えるぐらいの弱い剪定であれば、時期を問わずいつでもおこなうことができます。

このコラムでは、榊の剪定方法や時期についてご紹介します。そのほかにも、榊の育て方や挿し木で増やす方法についても解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

榊の剪定の基本

榊(サカキ)は昔から神事に使われてきました。お家でも神棚にお供えしているという方も多いのではないでしょうか。諸説ありますが、「常に緑で栄えている木」や「神と人間の境にある木」といった説が榊の語源であるといわれているようです。

この章では、そんな榊の剪定時期と方法についてご紹介していきます。榊の剪定方法には大きくわけて2種類あるので、それぞれ方法と時期についておさえておきましょう。

剪定方法と時期について

剪定方法と時期について

榊の大きさを小さくするには、『切り戻し剪定』をおこないます。切り戻し剪定とは、伸びてきた枝を途中で切り落とす剪定方法のことをいいます。切り戻し剪定をおこなうことで、必要な養分を新芽に行き渡らせることができるため、実や花の生長を促進させることができるのです。

切り戻し剪定では、枝元から切り落とすようにしましょう。枝の途中で切り落とす場合は、新芽のすぐ上の辺りで切るようにします。

もうひとつの剪定方法は、『刈り込み剪定』です。刈り込み剪定とは、伸びてきた枝を切りそろえて樹形を整える剪定方法のことをいいます。刈り込み剪定は樹形を整えることを目的とした剪定であるため、枝を切る場所に決まりはありません。樹木のシルエットからひょっこり飛び出ている枝があれば、切りそろえておきましょう。

榊は萌芽力が強い樹木であるため、そこまで剪定時期を気にする必要はありませんが、一般的によく剪定されている時期があるため、念のため覚えておくとよいでしょう。

  • 切り戻し剪定:3~4月、9~10月
  • 刈り込み:7~8月、11月

自分での剪定が難しい場合はプロの力を借りる手も!

榊は3~4mほどの低木ですが、10mにまで大きく育つこともあるようです。10mもの高さでの剪定作業は脚立に登りながらになるため、バランスを崩しやすく危険をともないます。万が一、その高さから落下してしまうと骨折などの大けがにつながることも……。

また、剪定の範囲が広いと1日中屋外で作業しないといけないため、意外と重労働です。無理をすると、足腰を傷めて日常生活に影響が出ることもあるかもしれません。

「なかなか時間がとれないな……」「長時間の剪定作業はしんどいかも」など自分での剪定が難しいとお感じなら、業者に剪定を依頼してはいかがでしょうか。業者なら手際よくきれいに仕上げてくれます。

弊社では剪定のプロをご紹介するサービスをおこなっています。お問い合わせは無料となっていますので、少しでも興味のある方は弊社のフリーダイヤルまでお気軽にご連絡ください。

榊の育て方

榊は常緑樹であるため、1年中葉を茂らせる樹木です。葉は濃い緑色で厚みがあり、表面はツヤツヤとしているのが特徴です。6~7月にかけて可かわいらしい小さな白い花が開花し、11~12月の気温が低くなる時期に果実が黒く熟します。

榊の美しい葉や花を愛でるには、育てる環境やお手入れについても知っておくようにしましょう。意識することで榊を上手に育てることができるはずです。ここでは、榊の育て方の基本をご紹介していきます。

置き場所

置き場所

榊は、半日陰を好み、乾燥を嫌います。そのため、西日の当たらない日なたか、なるべく明るい日陰に置くようにしましょう。屋外でも冬越しはできますが、寒さには弱いため、-9度以下にならないように管理することが大切です。

水やり

土の表面が乾いてきたら、水をたっぷりと与えるようにしましょう。庭植えの場合は、植え付けから2年以上たっていれば水やりの必要はありません。ただし、雨が降らない日が続くようであれば、水をたっぷり与えるようにします。

肥料

庭植えの場合は、土への栄養補充のために2月になったら有機質肥料を株元の周辺に埋めておくようにします。鉢植えの場合は、3月に化成肥料を株元に与えましょう。

適した土

榊は水はけがよく、堆肥や腐葉土を混ぜ込んだ肥沃な土を好みます。そのため、赤玉土に腐葉土や樹皮堆肥を1:2の割合で混ぜておくとよいでしょう。

植え付け方

植え付けに適している時期は、3月中旬~4月と9月中旬~10月の年2回です。庭植えなら植え穴に、鉢植えなら鉢の底に有機質肥料や緩効性肥料を入れてから植え付けましょう。

榊の増やし方

榊の枝を毎回購入して神棚にお供えしているという場合、コストがかかりますよね。榊は正しい方法を知れば、自宅で増やすこともできるのをご存知でしょうか。

そこで、ここでは榊を増やす方法についてふたとおりご紹介いたします。自宅で榊を収穫したいとお考えなら、一度試してみてはいかがでしょうか。

挿し木の方法

挿し木の方法

挿し木とは、新芽がついている枝か、その年に伸びた枝を採取し発根させて数を増やす方法のことをいいます。花屋さんやスーパーなどで売っている榊の切り花を使用することも可能です。挿し木は6月~7月上旬の梅雨時におこなうようにしましょう。

まず、10~20cmほどの挿し木用の枝を用意してください。切り口は斜めに切って、発根促進剤を入れた水に30分ほど浸します。その後、土を入れたポットに刺して直射日光が当たらない明るい場所に移動させましょう。穴の空いたビニール袋などで覆っておくと、根つきがよくなります。発根したら、鉢に植え替えてあげましょう。

種まきでの増やし方

もうひとつの方法は、種から増やす方法です。12月ごろに実った果実から種を取り出します。すぐには植えずに、湿った布などに包んでラップをかけて冷蔵庫に入れ、種まき時期である翌年の春まで保管しておきましょう。3~4月ごろになったら種を取り出し、一度洗ってからポットの中にまきましょう。

榊の病害虫を知って対策しよう!

最後に榊にとって気をつけるべき病害虫についてご紹介しておきましょう。榊の天敵となる病害虫は以下のとおりです。

  • カイガラムシ
  • すす病

カイガラムシは、ほかの植物にもよく発生する虫で、殻に覆われているような見た目からその名がついたとされています。カイガラムシは榊の樹液を奪い取り、弱らせていきます。また、カイガラムシの排泄物がすす病の発生源にもなってしまうのです。すす病にかかると、黒いすす状のカビが発生して榊の光合成をさまたげてしまいます。

そのため、カイガラムシが発生しないように殺虫剤をまいておくと効果的です。すでに成虫が発生している場合は、殺虫剤が効きにくいため、歯ブラシなどでこすり落としておきましょう。ただし、こすり落とす際に榊を傷つけてしまうことがあるため、発生箇所を切り落とすという手もあります。

「自分では切っていいか判断できない!」など榊の病害虫にお悩みなら、業者に剪定を依頼してみませんか?弊社では剪定業者をご紹介するサービスをおこなっています。剪定だけでなく、お庭の総合メンテナンスができる業者のご紹介も可能です。少しでもご興味があれば、弊社のフリーダイヤルまでぜひお問い合わせください。

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