お庭110番|【剪定時期一覧表】庭木を枯らさず健康に保つ正しい手入れのタイミング

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【剪定時期一覧表】庭木を枯らさず健康に保つ正しい手入れのタイミング

【剪定時期一覧表】庭木を枯らさず健康に保つ正しい手入れのタイミング

いざ庭木を剪定しようとした際に「今剪定しても大丈夫だろうか?」「庭木を元気にするはずが逆に枯れてしまわないだろうか?」と不安になることはありませんか?

剪定は木の種類に応じて適した時期があります。間違った時期に剪定してしまうと木を弱らせる原因になってしまいます。

この記事では以下のポイントをご紹介していきます。

  • 基本的な剪定時期
  • 木の種類に応じた剪定時期

最後まで読んでいただければ、剪定すべき時期がわかり枯れてしまうリスクを避けることができます。庭木の剪定をお考えの際は、木にハサミを入れる前にぜひご確認ください。

◎:強剪定に適した時期 〇:弱剪定なら可能な時期 ×:剪定を避ける時期

木の種類 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
落葉広葉樹 ×
常緑広葉樹 × × × ×
常緑針葉樹 × × × ×

木の種類に応じた3つの剪定時期

木の種類は落葉広葉樹・落葉針葉樹・常緑広葉樹・常緑針葉樹の4種類に分けられ、それぞれ剪定時期が異なります。この中で日本固有種の落葉針葉樹はカラマツのみなので、残る3種類の剪定時期を覚えておきましょう。

それぞれの強剪定と弱剪定の時期をまとめました。

  • 強剪定:太い枝を幹元まで切り取る大がかりな剪定で、負担が大きい。養分を消費して切られた部分から勢いよく枝を伸ばそうとする。
  • 弱剪定:枝先などを短く切り取る小さな剪定で、負担が小さい。切った部分から伸びる枝は控えめなので樹形を整えやすい。

全体の注意点として、新芽が旺盛に伸びる5月ごろに剪定すると、樹液とともに養分が流れて枯れやすいです。落葉樹も常緑樹も剪定を避けましょう

季節ごとに植物が貯蔵している養分と葉の伸長量

落葉広葉樹の剪定時期

落葉広葉樹の強剪定は12~2月、弱剪定は6~7月がおすすめです。

落葉樹は冬になると葉が落ちて休眠期に入ります。休眠中は木に養分が蓄えられているので、負担が大きい強剪定に適しています。また、葉が落ちてすっきりして害虫も少ないので剪定しやすいという作業者にとってのメリットもあるのです。

逆に、梅雨時は養分を消費して大きく生長する時期なので切り口から樹液が流れ出し、剪定が大きな負担になります。ただし梅雨時の剪定は風通しを改善し、病害虫の発生の予防に役立つので弱剪定は可能です。

夏になると光合成が盛んになり、再び養分が蓄えられます。しかし剪定すると別の芽が伸びて樹形が崩れやすいので、真夏の剪定も避けましょう。

休眠期が剪定に適しているのは他の種類の樹木も同じなので、剪定する木の休眠期を覚えておくと枯らしてしまう確率を低くすることができます。

◎:強剪定に適した時期 〇:弱剪定なら可能な時期 ×:剪定を避ける時期

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
×

代表的な落葉広葉樹のお手入れの方法はリンク先をご覧ください。

常緑広葉樹の剪定時期

常緑広葉樹の強剪定は新芽が出る前の3~4月、弱剪定は6~7月と9~10月がおすすめです。強剪定は冬を避けましょう。

常緑樹は一年中光合成で養分を作り、養分の貯蔵は葉が中心です。つまり枝や幹に養分を貯める落葉樹とは異なり、光合成の効率が落ちる冬に剪定すると養分が足りなくなってしまいます。これを「木が風邪をひく」と呼ぶこともあります。

◎:強剪定に適した時期 〇:弱剪定なら可能な時期 ×:剪定を避ける時期

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
× × × ×

代表的な常緑広葉樹のお手入れの方法はリンク先をご覧ください。

常緑針葉樹の剪定時期

常緑針葉樹の強剪定は新芽が出る前の3~4月がおすすめです。

こちらも常緑樹なので、常緑広葉樹と剪定時期は似ています。ただし暑さに弱い種類が多いので夏の剪定は避けましょう。

◎:強剪定に適した時期 〇:弱剪定なら可能な時期 ×:剪定を避ける時期

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
× × × ×

代表的な常緑針葉樹のお手入れの方法はリンク先をご覧ください。

松特有のお手入れの時期

松には「みどり摘み」と「もみあげ」という松特有のお手入れが必要です。みどり摘みは4~5月、もみあげは10~11月におこないましょう。

▼みどり摘み:春に松の新芽(みどり)を摘み取って枝を調整する方法

みどり摘み

▼もみあげ:秋に古い葉をしごき落とし、日照や風通しを改善する方法

もみあげ

ここまで剪定時期について解説してきました。【図解入り】庭木剪定の基本|植木の種類ごとのお手入れ方法と剪定時期では剪定方法や切るべき枝などの解説をまとめているので、これから自分で選定される方はぜひご覧ください。

剪定時期がわからない庭木のお手入れはお庭110番におまかせください

「剪定時期ではないが可能な限り剪定してほしい」「そもそも庭木の種類がわからない」という方は、当サイトお庭110番にご相談ください。

ご相談いただければ、対応エリアの剪定業者が現地に赴き、現地調査とお見積りをおこないます。木の大きさや種類などがわからなくても、業者に見てもらえばすぐにはっきりします。

また、お庭110番は剪定だけでなく伐採や草刈りなど、お庭に関する幅広い作業をご依頼いただけます。「剪定のついでに草刈りしてほしい」といったご依頼も可能です。まずは一度お気軽にご相談ください。

参考文献
  • 「イラスト ひと目でわかる 庭木の剪定 基本とコツ」内田均 監修
    (家の光協会 2013年)
  • 「剪定 「コツ」の科学 いつどこで切ったらよいかがわかる」上条祐一郎
    (講談社 2016年)
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