お庭110番|満開!ノウゼンカズラの剪定方法│夏中ずっと花が咲き続ける育て方

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満開!ノウゼンカズラの剪定方法│夏中ずっと花が咲き続ける育て方

"「適期にバッサリ強剪定」で大評判の花付きに! ノウゼンカズラの剪定法"

「ノウゼンカズラが伸びすぎてしまった」
「あまり花が咲かない、花期も短い気がする」

こんなお悩みをお持ちなら、春前の強剪定がおすすめです。
ノウゼンカズラの剪定方法はシンプルで、どの時期の剪定にも耐える生命力がありますが、12月~3月の間なら花数を減らさずバッサリ剪定できます。
とくに春直前に古枝をスッキリ払うと、花の咲く枝をたくさん増やすことができますよ!

中には「適期じゃないけど今すぐ剪定したい!花も諦めたくない」という方もいらっしゃると思います。
その場合、開花前や落葉前の時期なら間引き剪定で対処してあげましょう。

当記事では以下の方法を分かりやすく解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

  • ノウゼンカズラをいつでも適切に剪定する方法
  • 花がより美しく咲く育て方
  • 必須!つると根の侵食対策

ノウゼンカズラの剪定時期

鮮やかなオレンジ色の花が目を引くノウゼンカズラは、手入れなしでもよく育つ分、年1回は剪定する必要があります。時期は冬~春前がおすすめですが、枝が混み合う初夏や秋に剪定する方法もあります。

ノウゼンカズラの剪定時期

剪定時期は12月~3月がおすすめ

冒頭で触れたように、ノウゼンカズラはどの時期の剪定にも耐える生命力があります。ただ、作業効率や花付きをよくしたい場合は時期を選んだほうがよいでしょう。

4~9月 10~11月 12~1月 2月~3月
あまり向いていない 適当 強剪定OK 最適
花が減らないよう
切り戻し剪定に留める
落葉後なら強剪定OK 強剪定OK 強剪定での花数増量に
最適な時期

ノウゼンカズラの剪定適期は落葉後の冬~春にかけてです。春から伸びる新枝に花をつけるので、3月までに剪定をすれば新しい芽を切り落としてしまう心配はありません。

とくに強剪定におすすめの時期は2~3月頃。この時期にノウゼンカズラを強剪定すると、春以降に勢いのよい新枝を次々伸ばすので、長期間たくさんの花を楽しめるようになるのです。

やむなく春以降や開花中に剪定したい場合

開花期にかかる剪定では花のつく枝が残るよう、混み合った枝でも根元から切らないよう注意してください。小枝を2~3本ほど残す切り戻し剪定に留めることで、花も楽しみながら樹形をスッキリさせることができるでしょう。

落葉直後の10月頃も剪定のチャンス

強剪定の最適期は冬~春ですが、夏に育ちすぎて困ったときは落葉後の10月~11月頃にもチャンスがあります。この時期の強剪定でも春には新芽が出ますので、太さ2センチメートルを超えた主枝や不要枝なども、次章を参考に剪定するとよいでしょう。

ノウゼンカズラの剪定方法

ノウゼンカズラ 剪定

ノウゼンカズラの剪定方法はシンプルで「根元3芽を残して切る」のが基本。あとは下記のような点もおさえておくとスムーズです。

基本ルール
  • 主幹に生えた太い枝は根元3芽ほど残し、20cm位に切り戻す。
  • 前回開花した枝は来期には咲かないので根元から剪定してOK。
  • 絡んで混み合った枝、幹側へ伸びる逆さ枝は根元から切る。
  • 幹や地ぎわから生えた細い枝、枯れた枝も残さず切り払う。

このように、毎年の強剪定で育ちすぎを防げば、相乗効果でシーズン中めいっぱい花が咲き続けるようになるでしょう。

以上が基本ルールですが、ご自宅のノウゼンカズラをポールやアーチに仕立てている場合は、次章も参考にしてみてください。

スタンダード仕立てのノウゼンカズラの剪定

つるをまっすぐポールに仕立てて頂点から傘状に垂らすスタンダード仕立てや、アーチ仕立てにしたノウゼンカズラを剪定する場合は3月頃が最適です。

植え付けから1~2年目なら幹を太らせることが大切なので、根元側4分の1あたりの枝は全てカットし、それより上側の枝は3芽を残して枝先を切り戻します。

つるが支柱からしだれ始める3年目からは、落葉後の12月~3月に剪定をおこないましょう。上部の枝は3芽を残して剪定し、幹の下部から生える余分な枝はすべて根元から払います。

剪定時の注意点

剪定時の注意点

ノウゼンカズラの葉が繁りすぎると日当りが悪くなり、他の庭木が枯れてしまいます。剪定・誘引をおこなうときは枝の量や方向、間隔を調整してください。

また、ノウゼンカズラには毒があり、花に溜まった水滴が目に入ると失明するおそれがあります。剪定時は十分に注意しましょう。

つるや根が伸びすぎて手に負えないときや高所作業がある場合は、無理せず剪定業者の助けを借りるなど、安全第一の対処を選んでくださいね。

花がたくさん咲く育て方

ノウゼンカズラは手がかからず初心者にも人気の植物ですが、花を最大限に楽しみたいならいくつかおさえるべきポイントがあります。

花がたくさん咲く育て方

つるの誘引で花を増やす

ノウゼンカズラはつる性の植物で、下向きにしだれた枝にのみ花芽を作ります。上へ向かう枝に花は咲かないため、支柱やフェンスなどで枝を高い位置まで誘引するのが花を増やすポイントです。

誘引は、ノウゼンカズラの枝を伸ばしたい方向へ2~3本まとめ、誘引紐などでポールやフェンスにゆるく固定してやります。一度巻き付いたノウゼンカズラの枝を引きはがしてしまうと、再び巻き付くことができなくなるため、どのように枝を伸ばしたいかよくイメージして誘引しましょう。

花が咲きやすい栽培環境とは

日当たりのよい場所を好むノウゼンカズラは、日陰では花付きが悪くなります。日光が足りないとつぼみを落として葉ばかりになってしまうので注意しましょう。

また、ノウゼンカズラは粘土質の土が苦手です。花を最大限に楽しむために、日当たりがよく水はけのよい土壌で育ててあげましょう。

ノウゼンカズラの花が咲かない原因

丈夫なノウゼンカズラも花に関しては意外とデリケート。栽培環境に問題がないのに花が咲かない場合は、下記のような原因が考えられます。

  • 剪定の失敗
  • つるの向きが悪い
  • 肥料の与えすぎ
  • 水切れ
  • 樹齢が低い

当てはまる点がないか、1つずつ確認してみましょう。

剪定の失敗

適期以降の剪定で新枝を切ってしまったときや、剪定不足で花の咲かない古枝ばかりになっている場合、ノウゼンカズラの花数は減ってしまいます。2~3月の適切な強剪定で改善できるでしょう。

つるの向きが悪い

先にも触れましたが、ノウゼンカズラのつぼみは下向きでないと花が開かないという性質があります。そのため誘引するときは枝をなるべく高い位置へ持っていき、つぼみが下を向くようにしてください。

肥料の与えすぎ

肥料過多は樹勢が上がりすぎて葉やつるにばかり栄養が回ってしまいます。その結果花付きが悪くなるため、必ず適量を与えるようにしましょう。

水切れ

乾燥に強いノウゼンカズラですが、つぼみを付け始めた時期や開花期の水切れには要注意です。花芽やつぼみがダメージを受け、花が咲かなくなってしまいます。

樹齢が低い

植え付け後2年未満、幹が3センチメートル以下、という場合ノウゼンカズラの花が咲かないことがあります。幹が育てば咲くので楽しみに待ちましょう。

基本のお手入れ

病害虫に強いノウゼンカズラは放っておいても逞しく育ちますが、【開花期の水やり】【肥料の量】【越冬対策】の3つには注意が必要です。

水やり頻度

庭植えの場合、ほとんど水やりは不要です。ただ、開花時期はたくさん水を必要とするため、乾燥しすぎて水切れをおこさないよう注意してあげてください。水切れをおこすと花が咲かなくなります
鉢植えは土が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。

肥料の与え方

2月と4~5月の年2回肥料を与えます。肥料は油かすや緩効性化成肥料を使いましょう。新芽や開花に備えて与える肥料ですが、肥料が多過ぎると花付きが悪くなるため適量を守ってください。

越冬対策

耐寒性があるノウゼンカズラは、マイナス5度までの環境であれば越冬することができます。ただ、土が凍ると根が傷んでしまうので、ワラなどを敷いて凍結を防ぐとよいでしょう。

病害虫対策

ノウゼンカズラは病害虫に強いため、被害にあう心配はほとんどありません。まれに新芽にアブラムシがつくことがありますが、早い段階で薬剤を使って駆除すればさほど問題ないでしょう。

ノウゼンカズラを植えるなら建物への侵食予防を!

強靭なつると根を持つノウゼンカズラは、手入れと侵食予防をセットでおこなうことが大切です。
ここでは、ノウゼンカズラによる建物や近隣への被害を防ぐ方法をお伝えします。

外壁や基礎のコンクリまで割るおそれアリ

ノウゼンカズラは、住宅の壁や基礎のコンクリを割るほどの驚異的な力を持っています。白っぽい外壁や塀などに這わせると、剥がしてもつるや茶色い跡が残ってしまい簡単には消えません
冬も枯れずに繁殖し続け、広範囲に枝と根を広げるため、栽培には不向きな場所があります。

ノウゼンカズラを植えてはいけない場所は、建物のすぐ近くや、お隣との境界に近い場所です。とくに地植えでは、基礎やブロック塀を貫通して近隣まで被害が及ぶことも……。
グリーンカーテン目的で外壁に繁殖させた結果、室内までつるが侵食したり、ハチや蚊が大量発生して住めなくなった事例もありますので、予防対策が欠かせないのです。

外壁や基礎のコンクリまで割るおそれアリ

ノウゼンカズラの侵食予防策

ノウゼンカズラは地植えでなく大鉢栽培がおすすめです。
地植えの場合は、根止め用の板で厳重に囲う必要があります。ノウゼンカズラの根は驚くほど広範囲まで伸びるため、根止めしないと庭のあちこちから生えてくるだけでなく、いつ床下や隣家の敷地内で芽吹くか分かりません。

鉢植えにするか根止めを施した上で、つるはポールやフェンスに沿わせる、ネットを活用するなどの対策で住宅や近隣への被害を防ぎましょう。

ノウゼンカズラの剪定や植え替え、抜根はお庭110番にお任せ!

伸びすぎたノウゼンカズラの剪定は大変な作業です。もし根っこが地中で伸び放題になっているなら植え替えや抜根もした方が安心ですが、それこそかなりの重労働。
「誰か代わりにやって!」
と言いたくなっちゃいますよね。

この機会にプロの手を借りてみたいとお考えなら、例えばお庭110番の場合、3メートルまでの庭木の剪定料が諸経費コミコミで3,000円から※対応エリア・加盟店により記載価格で対応できない場合がございます)。
「もっとノウゼンカズラを咲かせたい」というご希望にも、高い技術でお応えいたします。

ご要望があれば、抜根や伐採にもスピード対応可能!
専用機材と豊富な経験を活かし、お庭に関するさまざまなお困りごとに対応できるのがプロのメリットです。
しかし、実際の料金が気になる方も多いと思います。多くの業者が相談や見積りを受付けていますので、まずは気になる業者に問い合わせてみましょう。

その際は、お庭110番の無料相談と、実際の料金がくわしく分かる現地見積りがおすすめです。
「依頼するかまだ分からないけど、質問だけしたい」という方も、ぜひ弊社のフリーダイヤルやLINE、メールにてお気軽にご相談くださいね。

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